モデムが故障したときに交換してもらえるか?費用や問い合わせ先について

インターネットへの接続をさせるために、室内には回線への信号を変換する機材
いわゆる「モデム」が設置されます。

多くの場合は回線業者からのレンタルになるのですが、このモデムが故障した場合は
どうすればいいのでしょうか。

モデム交換のための連絡先、手順などを確認していきましょう。

光回線(フレッツ光)の場合

基本的なことを言えば、光回線ではモデムを使っていません。
モデムとはアナログ回線を通ってきた電気信号をパソコンで読むための変換装置です。

つまり電話回線などのアナログ回線で使っているものを「モデム」といいます。
光回線の場合は回線終端装置として使われているのはONUです。

ただこれらは専門的な知識でもありますし、わかりにくいこともあって最近では
全てをまとめて「インターネットモデム」という場合も多くなりました。

実際にモデムと言っても通じることも多いです。

光回線の場合、このインターネットモデムには大きく2種類あります。
一戸建てで使うONUと集合住宅のVDSL回線で使うVSDL装置です。

インターネットに接続ができなくなったら、まずこれらの装置の状況を見て
故障などの判断をします。

ONUの故障を知らせるランプ状態

ONUには基本的に4つのランプがあります。
「認証」「UNI」「光回線」「電源」の4つです。

それらは通常、ランプが点灯している状態です。
UNIランプは点滅していても正常です。

このランプが点灯していないときにはONUが異常な状態にある、ということです。
まずはそれぞれのランプの状態を確認して、対処してみましょう。

ただユーザーでは対応できない故障、という可能性も考えられます。
それも含めてそれぞれのランプが点いていない時の状態を確認してみます。

認証ランプが点灯しないのは回線利用権利の問題

認証ランプはインターネット接続をするための回線を使う権利があれば点灯します。
わかりやすく言えばパソコンにプロバイダのユーザーIDとパスワードを入れることです。

Wi-Fiルーターなどを使っていればそちらにIDとパスワードを記録させているはずで
常時点灯しているはずです。

プロバイダの変更、Wi-Fiルーターの変更をしたときに認証ランプが点灯していなければ
入力したIDかパスワードが間違っているということです。

もう一度確認をして再入力してみましょう。

今まで普通にインターネット接続が出来ていたのに、いきなり認証ランプが消えたなら
プロバイダになにか問題がある彼末芋考えられます。

プロバイダに電話をして確認してみましょう。
このときにユーザーIDとパスワードが必要な場合もあるので、事前に確認しておきます。

UNIランプが点灯しないのはデータ通信が出来ていない状態

UNIランプはデータ通信をしている状態なら点滅します。
つまり点滅状態はインターネットへの通信が出来ているので問題はありません。

ランプが点灯していてインターネットに接続ができないなら、データ通信が出来ない
という状態です。

LANケーブルなど確認してしっかりと接続されていてもネットにつながらないなら
そのケーブルが断線していると考えられます。

そもそもUNIランプが点灯していない状態はデータ通信が出来ない、という状態です。
この場合ケーブルが抜けている可能性が高いです。

一度パソコンから、全てのケーブルの接続状況を確認してみましょう。
特にLANケーブルは爪が経年劣化で折れているという可能性も高いので注意が必要です。

光回線ランプが点灯しないのは回線が断線している可能性も

光回線ランプが点灯していないのはONUまで光回線が接続されていない、と判断が
されている状態です。

回線ケーブルが抜けていれば当然ですが光回線ランプが点灯しません。
接続に異常がなければ回線自体がおかしい、ということになります。

この場合は光ファイバーケーブルが断線しているということも考えられます。
それはユーザーが対応できるものではありません。

またケーブルが正常でも光回線設備に何かがあれば回線接続ができなくなります。
これも当然ユーザーがどうにかできる問題ではありません。

ケーブルを確認して抜けていなければ、回線業者に電話をしてみましょう。

電源ランプが点灯しないのはONUの故障の可能性が高い

電源ランプはその名前の通り、ONUに電源が来ているかを表示しています。
ランプが点灯していないなら電源供給がされていません。

ACケーブルなどを確認してちゃんと接続されているなら、ACもしくはONU本体の
故障ということになります。

この場合はONUの交換という可能性が高いです。
これも個人で対応できる状況ではありません。

回線業者に連絡をして、状況を話してみましょう。

VDSL装置の場合も基本的には同じ

光回線、フレッツ光の場合は集合住宅の回線分配方式にVDSLを使っていれば
各部屋の終端装置としてVDSL装置が設置されます。

基本的にVDSL装置でもONUと同じようにランプがあるので、そちらを見て
故障などの状況判断が出来ます。

VDSL装置によってはARAMランプが装備されているので、それが点滅しているなら
なにか故障があるとすぐに分かります。

他のランプも基本的にはONUと変わらないので、そちらの場合もONUと同じように
対応して、出来ないものは回線業者に連絡しましょう。

NTTのサポートセンターの連絡先

フレッツ光の回線業者はNTTです。
地域によってNTT東日本、NTT西日本と管轄が変わりますが。

NTT東日本
インターネット、故障の受付電話番号 0120-000-113
年中無休、24時間受付
https://www.ntt-east.co.jp/contact/

NTT西日本
インターネット、故障の受付電話番号 0120-248995
24時間受付ですが、修理対応は午前9時から午後5時まで
https://www.ntt-west.co.jp/share/inquire.html#modal-flets-kosyo

新規加入申し込みの電話番号とは違うので注意しましょう。

フレッツ光でモデムを交換する手順

モデムが故障してインターネット接続ができなくなった、という場合にはNTTに
連絡をしてモデムを交換してもらうことになります。

ではその交換はどうやって行うのか。
自分で行う必要があるのか。

一応インターネットモデム自体はそれほど難しい構造をしていません。
普通にユーザーが取り扱うことができる機材といえます。

ただ一戸建てで使うONUの場合、光コンセントから光ファイバーケーブルを接続する
という普通のパソコン周辺機器では行わない手順があります。

そのためにNTTから人員派遣をして交換する、ということもあります。
VDSLは電話線を使うのでユーザーでも簡単に交換が出来ます。

どのような方法になるのか、NTTに電話をしたときに詳しく確認しておきましょう。

NTTに電話をしてモデムの交換を申し込む

ではインターネットモデムの交換の手順を確認してみます。
フレッツ光の場合はまずNTTに電話をして状況を伝えます。

モデムが故障していると判断されれば交換修理という事になります。
状況やユーザーの希望によって派遣かモデム郵送になるか決まります。

どんな状況でも、インターネットモデムが原因でインターネット接続が出来ない
ということならNTTに電話をしましょう。

モデムの交換をする

業者が派遣されてモデム交換、という場合には業者と日程の調整をします。
混雑時だと待たされることもありますが、通常2~3日程度で工事派遣が出来ます。

こちらの場合は、当日も業者に任せておけばモデムの交換をしてもらえるので
ユーザーがすることはありません。

ONUを使う場合に業者を派遣されることが多く、一戸建てはもちろんマンションでも
光分配方式を使っている建物なら部屋ごとにONUを設置しています。

その場合は業者が派遣されることになる可能性は高いかと。

VDSL装置などが郵送で送られてくる場合は自分で設置することになります。
今までつないでいたVDSL装置を見ながら同じように設置しましょう。

モデムを返却する

業者が派遣された場合は、多分その業者が今まで使っていたモデムを回収します。
やはりユーザーがすることは何もありません。

自分でモデムの交換をした場合、今まで使っていたモデムを返却する必要があります。
こちらはユーザーが発送準備などを行います。

ただし郵送にはNTTから配送キットが交換するモデムと一緒に届いているはずです。
それを使って梱包し、配送業者に頼むだけです。

配送キットには返却する宛先も記入されています。
着払い伝票になっているはずなので、ユーザーは業者に出すだけです。

モデムの返却にもあまりユーザーの負担がないようになっています。

インターネットモデム自体には接続設定がない

今まで使っていたインターネットモデムを交換するだけなら何の設定変更もせずに
インターネットへの接続ができるようになります。

インターネットモデムは基本的に光回線などを通ってきた電気信号をパソコンで
読み込めるように変換するための装置です。

インターネット接続のためのプロバイダの設定などはパソコンかWi-Fiルーターで
行っているのです。

つまりモデムを交換するだけなら設定をする必要がありません。
ただしモデム機能がついている機材、ホームゲートウェイなどを交換した場合は別です。

ホームゲートウェイにはモデムと分配器の機能があります。
これを交換した場合、インターネットへの接続設定を登録する必要があります。

ホームゲートウェイを交換した場合は手順に「インターネットの接続設定」が
追加されるので注意しましょう。

光コラボの場合のモデム交換方法

フレッツ光を使っている場合はプロバイダに関係なく、回線業者のNTTに
連絡をすればモデムの交換が出来ました。

では同じくフレッツ光回線を使っている光コラボの場合はどうなのでしょうか。
回線がフレッツ光ならやはりNTTに連絡することになるのでしょうか。

光コラボの場合、回線はフレッツ光なのですが回線を光コラボ業者に卸して
契約をしているので窓口は全て光コラボ業者になります。

最終的にはNTTから連絡、業者の派遣ということになる可能性は高いのですが
窓口自体は光コラボ業者です。

まずは光コラボ業者に連絡をすることになります。
間違えないようにしましょう。

有名な光コラボのサポートセンターの連絡先を確認

契約している光コラボの資料を見てもらえればサポートセンターの連絡先などは
わかるはずです。

一応有名な、大手光コラボ業者の連絡先を確認しておきましょう。
対応できる時間なども含めて一覧にしておきます。

ドコモ光
ドコモの携帯電話から 113 一般電話など 0120-800-000
どちらも年中無休、24時間受付可能
https://www.nttdocomo.co.jp/support/inquiry/#phone_01

BIGLOBE光
BIGLOBEカスタマーサポート テクニカルサポートデスク 0120-68-0962
通話料有料は03-6328-0962
365日受付 9時~18時まで
https://support.biglobe.ne.jp/ask/tech_desk.html?_ga=2.264880393.708747179.1584065763-959783845.1574920901

@nifty光
@niftyカスタマーサービスデスク 0570-03-2210 IP電話の場合は03-6625-3232
受付時間 毎日10時~19時
https://support.nifty.com/support/madoguchi/tel/customer.htm

OCN光
OCNテクニカルサポート 0120-047-860
年末年始(12月29日~1月3日)を除く毎日 10時~18時
https://support.ntt.com/hikari/inquiry/search/409?parentGoodsCode=511

フレッツADSLの場合

インターネット接続回線としては今でも使えるのがADSLです。
ただしすでに多くのサービスが終了を決めているので、現在新規加入が難しいです。

サービス終了が決まっているので、モデム交換が必要になるならそれを機会に
光回線への乗り換えというのもおすすめなのですが・・・

賃貸物件や周囲の環境、現在のユーザーの状態などを考えてもモデム交換がベスト
という可能性もあります。

ちなみにADSLの場合、電話回線を使うためにアナログデータをデジタルデータに
変換するので間違いなく「モデム」を使います。

モデムの交換はNTTに連絡をすることになります。

NTTへの連絡先はフレッツ光と同じ、NTTのフレッツサポートセンターになります。
電話番号も同じなのでそちらに連絡しましょう。

ISDN回線の場合

ISDN回線でインターネットへの接続をするためには、他の回線とは違い専用機材が
2種類必要になります。

それがDSUとターミナルアダプタです。
ただしターミナルアダプタにはDSU内蔵という機種も多くあります。

現在でもISDNを使っているという場合、多分ですがターミナルアダプタにDSUが
内蔵されているはず。

交換が必要なのはターミナルアダプタということになるかと。

そしてターミナルアダプタはNTTからのレンタル以外にも市販されている商品を使う
ということも出来ます。

現在使っているターミナルアダプタがレンタルか購入したものかを確認しておきましょう。

ISDNも現状サービス提供しているのがNTTのフレッツISDNです。
つまりこちらの問い合わせも先ほどと同じNTTの電話番号ということになります。

経年劣化や通常利用時の故障なら交換費用は無料

インターネットモデムの交換には料金が必要なのでしょうか。
基本的には無料での交換が出来ます。

経年劣化や通常利用時の故障の場合には交換修理の費用がかかりません。
ただし過失による故障の場合は料金を請求されます。

例えばコーヒーなど飲み物をこぼしてモデムを濡らしてしまった、足を動かしたら
モデムにあたって蹴飛ばしてしまったという場合は過失になります。

過失とわかったら交換した後でも請求されるので、先に報告したほうがいいです。
プロが見れば過失かどうかはすぐに分かりますので・・・

それとレンタル期間がとても長く、モデム自体が古くなってしまった場合には
ユーザーが希望すれば無償で交換出来ます。

最近の下り1Gbpsという最高速度に対応していないONUではサービス提供が出来ない
ということになるので、こちらの場合も無償での交換が可能です。

有償交換の場合は10,000円くらいの請求が来る

もし有償交換になった場合、どれくらいの金額が請求されるのでしょうか。
詳しくはわかりませんが、大体10,000円くらいかかると言われています。

しかも業者から派遣で交換を行った場合、人員派遣の手数料もかかります。
こちらは1人5,000円くらいです。

後は郵送にかかった費用が請求されるという可能性も考えられます。
有償交換の場合はかなり大きな負担になることが予想できます。

フレッツ光のモデム交換が無料です、という詐欺に注意

電話勧誘などで「今ならフレッツ光のモデムを最新型に無料交換できます」という
売り込みがあるそうです。

これ、場合によっては別の光回線契約を結ばせられるというかなり詐欺行為に近い
あくどい勧誘なので注意しましょう。

先ほどから説明しているように、基本的にインターネットモデムの交換は無料です。
過失による破損以外では料金がかかることはありません。

この勧誘では言葉巧みに新しい光回線の契約書にサインをさせて、強引に契約を結ぶ
というほぼ詐欺に近い強引な契約をしているのです。

確かに必要のない新しい回線契約を結んで、そちらからインターネットモデムを
持ってくれば交換することが出来ます。

でもそれはほぼ正しい説明のない、詐欺行為に近いものなので注意をしましょう。

全く別の回線契約をさせる場合もある

先ほどの「詐欺に近い勧誘」と違って、全く違う回線契約を結ばせるという
完全に詐欺行為の勧誘もあります。

フレッツ光のモデム交換がただ、と説明しながらauひかりやNURO光など
別の回線契約をしてそちらのモデムを設置していくという行為です。

こちらの場合、全く別の回線なので設置工事をしてモデムを置いていくので
フレッツ光や光コラボのように解約手続きされてわかる、ということがないのです。

しかも別の回線契約をしているのでインターネットのコストがとても高くなっています。
クレジットカードで支払い契約をしているとかなりわかりにくいです。

本人の同意のない回線契約、説明責任を果たしていない契約をすることは詐欺行為です。
最近ではこんな強引な勧誘をする代理店も多いので注意しましょう。

インターネット接続が出来なかったらまず接続確認、だめならモデム交換

インターネットへの接続が、急にできなくなるととても驚いてしまいます。
パニックになる方もいるのですが、まずは周辺機器などの接続確認をしましょう。

インターネットモデムやWi-Fiルーターの電源を入れ直すというのもおすすめです。
落ち着いて色々と確認をしてみましょう。

モデムのランプが異常を知らせるものなら、故障の可能性が高いです。
全て確認してもだめならモデムの交換を電話で頼みましょう。

過失でなければ基本的に無料で交換してもらえます。
落ち着いて状況確認をしてから電話をしましょう。

連絡先も契約している状況によって変わります。
全てNTTに連絡、というわけではないのでこちらも注意が必要です。

ただISDNやADSLを使っているなら、モデム交換をしても2023年にはサービスが
終了するということが決まっています。

これを機会に光回線への乗り換えを考えてみる事をおすすめします。