GE-PON-ONUとは?タイプDやPONシステムについて調べてみました。

最近では一般家庭のインターネットの普及率がとても高くなっています。
人によってはライフライン、つまり生活に欠かすことが出来ないものという人も。

実際に生活の中でもインターネット回線を使うことも多く、とても便利になりました。
それに高速通信が出来る光回線が普及しているのも便利は印象の要因かと。

ただこの光回線を使うために必要な機材についてはあまり分かっていないかもしれません。
そこで今回はGE-PON-ONUについて詳しく調べてみましょう。

GE-PON-ONUとは光回線終端装置の商品名の1つ

この「GE-PON-ONU」という言葉、聞いたことがないという方がほとんどかと。
あまり一般的に言われているものでもありません。

ではGE-PON-ONUとは何なのか。
はっきり言えば「光回線終端装置の商品名の1つ」ということになります。

言葉を解説してみると、光回線を使うためには光回線終端装置という機材を使うことが
必要になります。

これは光回線に限らず、通信回線を使っている場合に多く回線終端装置が使われます。
その中の「光回線」での通信をする場合の回線終端装置もあります。

その「光回線で使う回線終端装置」の商品名にはちょっと特殊な特徴があります。
そしてその商品名の1つがGE-PON-ONUというわけです。

ちなみに私の家の光回線終端装置の商品名を見てみると「GE-PON-ONUタイプD<1>2」
と書いてあります。

光回線終端装置はONUと呼ばれている

GE-PON-ONUという商品名、実はこの商品名で色々と分かることがあります。
まず光回線終端装置はONUと呼ばれています。

ONUとはOptical Network Unitの頭文字で、光ファイバーケーブルを使った通信回線の
ユーザー側の回線の終端に設置されています。

つまり基本的に光回線を使っているユーザーの家にはONUが設置されている
ということになります。

集合住宅、マンションやアパートなどではちょっと違うのですがとりあえず気にせずに。
まずは一戸建ての場合で考えてみます。

普通に光回線の加入者が少ない状況だと、回線業者の基地局とユーザーの自宅をそのまま
回線1本で接続すればいいだけです。

でも現状のように多くのユーザーが光回線を使うようになると、1対1の通信では
コストが高くなりメンテナンスにも時間がかかるようになります。

そこで1つの光回線を複数のユーザーで使えるように分配する技術が出来ました。
それがPONシステムです。

GE-PONは分配システムの名前

1つの光回線を複数のユーザーで利用するための分配方式をPONシステムといいます。
このPONシステムにも色々な種類があります。

その1つにGE-PONという技術があります。
当然この技術を使うためにはユーザー側の端末、ONUも対応する必要があります。

つまり「GE-PON-ONU」という商品名はそのまま、ONUがどんな分配方式に
対応しているのかを表しているのです。

契約している光回線プランによって、PONシステムの方式が変わることもあります。
その場合には回線業者がONUを交換するということもあります。

かなり珍しい印象になりますが、光回線終端装置の商品名にはそのサービスで使っている
分配方式が使われていることが多いということです。

ちなみにGE-PON-ONU以外の商品名にもやはりPONシステムの種類が使われている
ということが多いのです。

ONUは戸建用、DSUは集合住宅用

先ほどちょっと説明しましたが、ONUというのは一戸建てで光回線に加入した場合
室内に設置される回線終端装置のことです。

「一戸建て」でというのは、集合住宅の場合には光回線を建物内で分配して使うことも
多くなっているためです。

例えばVDSL方式という分配方式を使っているマンションの場合、光回線は建物の
共有部分に引き込みをされます。

そこから電話回線を使って契約しているユーザーの部屋に分配されるので
回線終端装置をユーザーの部屋に取り付けることはしません。

光回線は共有部分までとなるので、こちらに光回線終端装置をつけることになります。
この時に一般家庭で使われるONUを使ってはいないのです。

集合住宅では共有部分にDSUという回線終端装置をつけています。
ただしこれはNTTでの呼称になるのですが。

DSUとはDigital Service Unitの頭文字です。
一応送受信にそれぞれ別のケーブルを使う2芯タイプの光回線終端装置の総称となります。

現状の一般的な認識では「一戸建てではONU、集合住宅ではDSU」で間違いないかと。

基地局にはそれぞれの光回線終端装置に対応した機材がある

回線サービスというのは基本的にユーザーの自宅と回線業者の基地局の間で通信をする
というサービスです。

当然基地局にも回線終端装置があり、光回線の場合も機材が設置されています。
ただONUとDSUで対応している基地局の機材が違うのです。

実際にはそれほど詳しく、完全に分けて考えている人も少ないとは思いますが・・・
回線業者側のONUと言っても十分に意味がわかって通じるので。

一応説明すると、ONUを使っているユーザーと通信をする場合は基地局のOLTという
機材が使われています。

OLTとはOptical Line Terminalの頭文字です。
現状では複数のユーザーと通信をするのでターミナル、という形になっています。

そしてDSUと通信をする場合の機材はSLTという機材になります。

SLTとはSubscriber Line Terminalの頭文字を使っています。
このように実際にはちょっと対応している機材が違うということになります。

GE-PON-ONUには別の機種もある

GE-PON-ONUの名前の由来が分かったところで、現在日本国内で使われている
GE-PON-ONUの種類についても確認してみましょう。

私が使っているONUのように、普通に回線業者からレンタルされるONUの
商品名がこの「GE-PON-ONU」ということなのですが。

詳しく商品名を見るとちょっと違っているものもあるのです。
まずは私が使っているのと同じONUの商品名の種類を確認してみましょう。

GE-PON<>A GE-PON-ONU<1>2、GE-PON-ONUタイプD<1>2という2種類。
これが一般的なONUの商品名です。

でもこの他にも同じGE-PON-ONUという商品名のついた機材があります。
それがGE-PON-ONUタイプE<1>2とGE-PON-ONUタイプG<1>2です。

商品名としてはかなり似ているのですが、実際に機材を見てみると大きさが違い
機能も増えているということです。

実はGE-PON-ONUタイプE<1>2、GE-PON-ONUタイプG<1>2というのは
単純にONUではなくホームゲートウェイ機能がついている機材なのです。

ONUにIP電話の機能がついたのがホームゲートウェイ

ホームゲートウェイというのは簡単に言えば電話の回線を分岐させることが出来る
機能がついていることです。

一般的に電話機を使った通話は電話回線を使います。
でも光回線を設置している場合、その設置した光ファイバーケーブルで通話が出来ます。

これをIP電話といい、NTTのフレッツ光ではひかり電話というサービスで
提供がされています。

このIP電話を使うには普通の電話機でも出来るのですが、光回線を使うために
通常のONUでは信号をパソコンと電話機に分配することが出来ません。

そこでIP電話やFAX機能を光ファイバーケーブルで使ってもパソコンなどと
混戦しないようする分配器が必要になります。

この機能のことをホームゲートウェイ機能といい、それを行う機材もそのまま
ホームゲートウェイと呼ばれています。

そして先ほどの商品名はこちらのホームゲートウェイ機能がついたONUの商品名
ということになります。

全てのホームゲートウェイにONUがついてはいない

ちょっと間違いやすいので1つ注意点を。
先ほどの商品名、GE-PON-ONUタイプE<1>2、GE-PON-ONUタイプG<1>2について。

こちらは「GE-PON-ONUタイプD<1>2とホームゲートウェイ機能が一体化」した
商品名となっています。

つまりONUとホームゲートウェイ機能が一緒になっている商品、ということです。
そしてホームゲートウェイには他の商品名もあります。

つまりホームゲートウェイとは全て「ONUと一体化している」わけではありません。
ONU機能がないホームゲートウェイもあるのです。

状況によっては光回線を使うためのONUにIP電話を使うためのホームゲートウェイを
接続する必要があるのです。

更にWiFi機能を使いたい場合は、ホームゲートウェイにWiFiルーターを接続する
ということになります。

光回線の引き込み場所やパソコン周りがかなりゴチャ付くという可能性も・・・

ただしホームゲートウェイにはONU機能の他にも無線LANカードを装着することで
WiFi機能を使えるという商品もあります。

あまり場所を取りたくない、という場合には完全オールインワンのホームゲートウェイを
選びましょう。

日本で使われているONUを紹介

GE-PON-ONUのように日本では多くの場合、使われているPONシステムの名前が
ONUの商品名になっているということが多いようです。

それを確認するために、現在日本で使われているONUの商品名を確認してみます。
家庭で使っているONUの商品名を見てみると、多分この中のどれかかと。

また現在ではNTT以外にも光回線サービスの提供をしている企業も増えています。
それらのONUの商品名も確認してみましょう。

EX-ONU、FX-ONU

こちらはNTTのフレッツ光の、ビジネスタイプとベーシックタイプで使われていた
ONUの商品名です。

ただしこちらはPONシステムの名前がONUの商品名になっていないタイプで
しかも現在ではあまり使っている人も少ないかと。

B-PON<>A B-ONU-E<1>

かなりわかりにくい商品名ですが、こちらはNTT東日本のニューファミリータイプと
NTT西日本のファミリー100で使われていたONUの商品名です。

B-PONというのがPONシステムの名前になります。

GE-PON<>A GE-PON-ONU<1>2、GE-PON-ONUタイプD<1>2

NTT東日本のハイパーファミリータイプ、NTT西日本の光プレミアムで使われています。
それにフレッツ光ネクストでも使われているのがこちらの商品です。

東西のNTTで提供するフレッツ光ネクストで使われているので、多分このどちらかの
ONUを使っている人は多いのでは。

こちらはGE-PONを使っている時に利用するONUということになります。
PONシステムがそのまま名前になっているタイプの商品名です。

ちなみにこの商品、最初は100Mbps用として導入されましたが最初からギガビット通信に
対応していた商品でもあります。

つまりONUの交換無しで1Gbps通信やIPv6方式の通信にも対応できるのです。

GE-PON-ONUタイプE<1>2、GE-PON-ONUタイプG<1>2

先ほど説明したONUとホームゲートウェイ一体型の商品名です。
ONUとしての機能はGE-PON-ONUタイプD<1>2と同じです。

Yahoo!BB光ONU

名前の通り、Yahoo! BBが提供する光回線サービスで利用されているONUの商品名が
こちらになります。

ひかりoneホーム用ONU

先ほどのONUの商品名と同じように、こちらも名前の通りauひかりで使われる
ONUの商品名です。

V-ONU

こちらはちょっと違って、ケーブルテレビ用のONUということになります。

商品名より型番の方が馴染み深い場合も多い

ONUの商品名をまとめてみると、あまり馴染みのない名前が並んでいるという印象が
とても強いです。

機材に関しては基本的に商品名よりも、型番で判断することが多いことも事実で
型番の方は馴染みが深いという方も多いのではないでしょうか。

確かにホームゲートウェイの場合、型番によって設定方法の違いなどを説明することも
多いために商品名を聞いている記憶があまりありません。

それにNTT以外の光回線サービスの場合、多くが回線サービスの名前がそのまま
ONUの名前になっているという状況です。

しかも「商品名」と言ってもONUは基本的に回線業者からレンタルされるために
商品として店頭などで探すこともありません。

商品名を並べてみても、あまり馴染みがないというのもしょうがないのかな
という気がします。

PONシステムは複数のユーザーで光回線を使うための多重化システムのこと

ONUの商品名を調べることで、GE-PON-ONUというのはPONシステムの中でも
GE-PONを使っている時に使うONUということがわかりました。

そこでこのPONシステムについてももう少し詳しく調べてみることにします。
そもそもPONシステムとは何なのか。

先ほどちょっと説明したとおり、1つの光ファイバーケーブルを複数のユーザーで
利用することが出来るようにするシステムがPONシステムです。

PONシステムを導入するメリットはコストがかなり安くなること。
光ファイバーケーブルが加入者の数と同じだけ設置する必要がなくなるのです。

ただし導入するためには回線業者の基地局とユーザーの両方に対応した機材が必要で
対応機材は普通の機材に比べると割高になります。

でもONUとOLT、それに光回線を契約ユーザー数そろえることに比べればかなり
コストを下げることになります。

当然基地局内のOLTも大型になりますが、契約ユーザーと同じ数のOLTを設置する
というよりもかなり場所を取らなくなります。

しかも1つのOLTをメンテナンスするだけでいいので、メンテナンス料金という
コストを下げることにもなるのです。

光回線の高速化に合わせて色々なPONシステムが開発されています。
その多くはコスト削減にとても役立っているようです。

光スプリッタも電源が必要なくメンテナンスフリー

コスト削減という意味ではもう1つ、回線を分岐するための光スプリッタも
とても高いコスト削減の要因になっています。

1つの回線を複数に分けるためには、分配器のスプリッタが必要です。
光回線の場合は電線上にある光クロージャの中に設置されます。

でもこの光スプリッタは光学部品を使っているので、動かすための電源が必要なく
光クロージャ内に設置すればほぼメンテナンスフリーで使えます。

小型で耐久性も高く、電源が必要ないので細かなメンテナンスを必要としません。
設置した後にほぼ放置が出来るのです。

それなのに複数のユーザーで回線を利用できるようになるので、回線の利用効率が
とても高くなるという大きなメリットがあります。

これもPONシステムを導入することの大きなメリットという印象です。

主なPONシステムの規格を紹介

PONシステムにはGE-PONを始めとした色々な規格があります。
最長伝送距離や伝送速度などに違いがあります。

それらPONシステムの規格についてそれぞれ確認してみましょう。
以前使われていた規格についても調べてみました。

・ STM-PDS

NTTの独自規格で、伝送速度は上り下り49Mbps、最長伝送距離は20kmとなっています。
そして最大分岐数が32です。

こちらが最初に利用されたPONシステムのようで、最初から最大32人が一つの回線を
使う事が出来た、ということに。

利用事例としてはタウンテレビ横浜で使われていたようですが、他にもISDNの
基本インターフェース専用線としても使われていたとか。

・ B-PON

伝送速度が下り1.24Gbpsで上りが622Mbpsまで出せるようになったPONシステムです。
こちらは主にNTTのフレッツ光で使われていたPONシステムです。

Bフレッツのビジネスタイプとベーシックタイプで使われていました。
伝送フレームがATMという規格なのでATM-PONという別名もあります。

最長伝送距離が20kmで最大分岐数が32というのは変わっていませんでした。

・ E-PON

実はこちら、先ほどのB-PONと規格統一が出来なかったために出来たPONシステムです。
採用事例としてはBフレッツのニューファミリータイプなど。

伝送速度は上り下りともに1.25Gbpsと性能的にもちょっと変わっっています。
でも最大分岐数はやはり32です。

・ GE-PON

別名1G-EPONと言われる、1Gbps対応のEthernet規格のPONシステムです。
かなり多くの利用事例があります。

Bフレッツのハイパーファミリータイプ、光プレミアム、フレッツ光ネクスト
Yahoo! BB光、KDDI光プラスホーム、eo光ネットなど。

更に4G携帯電話基地局のバックボーン回線としても使われています。

伝送速度は上り下りともに1.25Gbpsで最長伝送距離は20km、最大分岐数32
というのは変わりません。

・ G-PON

こちらはB-PONの後継システムとして開発されています。
下り2.5Gbpsで上り1.25Gbpsという伝送速度が特徴的です。

利用事例としてはNURO光G2で使われています。
高速通信が出来るという大きな特徴があります。

更に最長伝送距離60kmで最大分岐数254というのは今までと違ってかなりの
性能という印象です。

・ XG-PON

先ほどのG-PONと混在可能なPONシステムがこちらです。
更に高速通信に対応したPONシステムとなっています。

伝送速度は下り10Gbpsで上り2.5Gbps、最大分岐数は64になりますが
最長伝送距離は60kmのままです。

現在すでにNURO光の10Gサービスと、中華人民共和国のFTTHサービスで
実用化されています。

・ 10G-EPON

こちらはGE-PONの光景システムとなっています。
伝送速度は上り下りともに10Gbpsです。

最長伝送距離が20kmのままですが、最大分岐数は64まで増えています。
利用事例はauひかりホーム10ギガとフレッツ光クロスで使われています。

・ XGS-PON

XG-PONの伝送速度を上り下りともに10GbpsにしたのがこちらのPONシステム。
ただし他の性能がちょっと変わっていました。

最大分岐数は64と変わらず、ただし最長伝送距離が20kmとなっています。
こちらはNURO光の6Gsと10Gsで使われています。

更に高速通信が出来るPONシステムも開発されている

最初のPONシステムから比べると、現状でもかなりの高速通信が可能で、しかも
多くのユーザーが一度に回線を使えるようになっています。

更に回線利用効率が高くなり、コスト削減の方法としても魅力的に。
でもそれは基本的に回線業者にとってのメリットということになるのですが。

そしてPONシステムはこれだけではなく、更に高速通信に対応したシステムも
開発されているのです。

すでに上り下りともに40Gbpsでの通信が出来るPONシステムが開発されていて
既存のGE-PONなどと共存することが出来る、というシステムもあります。

また次世代高速通信の5Gを使うために、そのバックボーン回線で利用することが出来る
下り100Gbpsに対応したPONシステムも開発されています。

今後も高速通信をしながら、多くのユーザーが使いやすい回線を作るためのシステムが
開発されていくという印象があります。

GE-PON-ONUが故障した時にどこに連絡をするのか

GE-PON-ONUの名前の由来にもなっているPONシステムについて説明したところで
回線サービスとONUの故障の連絡先についても確認をしておきましょう。

GE-PONのシステムの説明でもありますが、こちらのONUはかなり多くのサービスで
使われているONUの1つです。

ただGE-PON-ONUという商品名は基本的にNTTがレンタルしているのですが・・・
例えばこれが故障した時にはどこに連絡をすればいいのでしょうか。

単純に考えればレンタルしている回線業者に連絡をする、ということになるのですが。
確かにその方法で問題ない場合も多いです。

でもNTTがレンタルしているGE-PON-ONUの場合、かなり特殊な例もあるので
注意点として一度確認してみましょう。

フレッツ光で契約をしている場合はNTTに連絡をする

GE-PON-ONUは基本的にNTTからレンタルしている商品です。
本体を見てもらえればわかりますが、NTTのロゴがついているはず。

以前からフレッツ光を使っている、という方なら普通にNTTからレンタルをしている
ということになるはずです。

そして現在でもフレッツ光の契約をしていて、別にプロバイダも契約しているというなら
故障した時にはNTTに連絡をすることになります。

レンタルをしているのはNTTで、貸し出しをされたのもNTTということになるはず。
間違いなくNTTに連絡をすることになります。

この場合はこれでいいのですが・・・
NTTに連絡をしないという状況もあるのです。

光コラボの場合は光コラボ業者に連絡をする

フレッツ光の場合、このフレッツ光回線を使ったプロバイダ一体型のサービスが
提供されています。

それが「光コラボ」というサービスで、人気のある光コラボではドコモ光や
ソフトバンク光などがあります。

この光コラボではインターネット接続回線としてフレッツ光を使っているのですが
契約窓口や支払先などが全て光コラボ業者になります。

わかりやすく、プロバイダのOCNが提供する光コラボのOCN光の場合で確認します。
OCN光に加入申し込みをする場合、当然窓口はOCNということになります。

でも回線としてはフレッツ光を使うので、NTTからGE-PON-ONUが送られてきます。
これをレンタルして使うことになります。

ただしGE-PON-ONUが故障した場合、連絡をするのは窓口になっているOCNです。
NTTに連絡をしても対応が出来ません。

光コラボの場合にはGE-PON-ONUのレンタル先と連絡先が変わるので、混乱しますが
窓口になっている光コラボ業者に連絡をしましょう。

フレッツ光から光コラボに乗り換えた場合も光コラボ業者に連絡

ではフレッツ光から光コラボに乗り換えた場合はどうなるのでしょうか。
結論を言えばやはり光コラボ業者に連絡をすることになります。

フレッツ光の契約ユーザーが光コラボに乗り換える時、レンタルしていた機材はそのまま
使い続けることになります。

光コラボでは回線としてフレッツ光を使うので、回線工事は必要ありません。
当然回線を使うための機材もそのまま使い続けることが出来ます。

この場合、GE-PON-ONUは当然ですがフレッツ光加入時にNTTからレンタルをしている
ということになります。

でも光コラボに乗り換えた場合は、全ての窓口が光コラボ業者になります。
たとえレンタルしたのがNTTからでも、故障した時に連絡するのは光コラボ業者です。

こちらは確実にNTTからレンタルをしたのが分かっている状態なので、かなり複雑な
心境ですが・・・

窓口が光コラボ業者になる、ということを覚えておくと混乱は少ないかと。
GE-PON-ONUが故障したときの契約状況をしっかりと確認しましょう。

光コラボ以外は基本的にプロバイダに連絡

GE-PON-ONUではないのですが、光コラボ以外でONUが故障した時についても
ちょっと確認をしておきましょう。

NURO光やauひかり、Yahoo! BB光などでもONUを使っていますが、これらが
故障した場合は基本的にプロバイダに連絡をします。

Yahoo! BB光はプロバイダがYahoo! BBなのでわかりやすいのですが、auひかりでは
プロバイダを選んで契約することができます。

しかもレンタルするONUはKDDIからのレンタルなので、やはり間違えやすいですが
こちらも窓口はプロバイダです。

直接KDDIに故障の連絡をするのではなく、まずはプロバイダに連絡をしましょう。
ちなみにNURO光はプロバイダがSo-netとなるのでわかりやすいです。

GE-PON-ONUの返却はNTT

もう1つ注意点として、交換修理や解約をする場合には当然ですがONUを返却します。
GE-PON-ONUも返却が必要になります。

ここで間違えやすいのですが、本体の返却はNTTに行います。
プロバイダなどに郵送しても返却したことにはなりません。

返却はレンタルしたところにする必要があるので、この場合はNTTの返却窓口に
郵送することになります。

フレッツ光は当然ですが、光コラボの場合に勘違いをしやすいです。
一応光コラボ業者から連絡があるはずですが。

故障や交換修理の連絡先と返却先が違っているのが光コラボの大きな注意点です。
返却先を間違えないようにしましょう。

GE-PON-ONUの故障を疑ったらまずランプを確認

GE-PON-ONUが故障したときのことは分かってもらえたかと。
では故障の判断をするにはどうすればいいのか。

いつも使っている端末が突然インターネットに繋がらなくなった、という場合には
やはりGE-PON-ONUの故障を疑うところですが・・・

そんな時にはまずGE-PON-ONUに搭載されているランプを確認しましょう。
本体に異常がなければ4つのランプが点灯しているはずです。

このランプが消灯、または違う色で点灯している時にGE-PON-ONU本体もしくは
回線の異常が考えられるのです。

まずはランプの意味と点灯している色の意味を確認してみましょう。

認証ランプ

緑色に点灯している場合は正常で、回線情報の認証判定が出来ているという意味です。
このランプが消灯している時には情報認証が出来ていないということになります。

UNIランプ

データ通信ができているのかを判断しています。
データ通信が出来る状態なら緑色に点灯しています。

ちなみに緑色で点滅している時にはデータ通信をしている、という状態です。
通信中には点滅するので、異常があるということではありません。

光回線ランプ

光回線との接続ができているなら、緑色に点灯しています。
光回線とONUが接続されていない状態では消灯しています。

電源ランプ

GE-PON-ONUに電源が入っている状態なら緑色に点灯します。
電源が入っていない状態の場合には消灯します。

ホームゲートウェイの場合はランプがちょっと変わる

同じGE-PON-ONUでもホームゲートウェイの場合はちょっとランプの種類が
変わってきます。

PPPランプという名前になることも。
ちなみにこちらは通信をしているのか判断する、UNIランプと同じ意味です。

それに点灯する色がオレンジ色、という状態もあります。
こちらはホームゲートウェイのファームウェアのアップデート中です。

また電源ランプがオレンジ色になっている時には、供給されている電力量が少ない
という状態の場合もあります。

商品名は同じGE-PON-ONUですが、ホームゲートウェイの場合は更にランプが増えて
状態の確認が変わるので説明書などで確認するようにしましょう。

GE-PON-ONUが故障したと思ったらまずは再起動をしてみる

GE-PON-ONUのランプが消えていて、インターネット接続が出来ないという状況なら
当然本体の故障を疑います。

でも「GE-PON-ONUが故障した」とサポートセンターに連絡する前に、まずは
GE-PON-ONUの再起動をしてみましょう。

確かになにかの原因でGE-PON-ONUが正常に動作しなくなるということは考えられます。
そしてその原因がよくわからないということも多いです。

ただかなり大きな原因ではなく、ちょっとした不具合という可能性も。
そんな時には本体を再起動するだけでも、簡単に解消することができます。

再起動と言っても、単純にGE-PON-ONUからACアダプタを抜いてからちょっと放置
その後で再びACアダプタを接続するだけです。

電源の抜き差しをするので、できればGE-PON-ONUに接続している端末も電源を
切っておくほうがいいかと。

それと放置しておく時間は最低10秒くらい、私は1分くらい時間を開けてから
ACアダプタを接続するようにしています。

これはサポートセンターに連絡をしてもまず試して欲しい、と言われるほど
初歩的な対応です。

電話をする前にまず試してみることをおすすめします。

オークションサイトで中古品を買うのはおすすめしない

GE-PON-ONUの交換修理は基本的に無料ですが、ユーザーの過失が明らかな場合に
料金の請求があります。

それなりに高い料金が発生するので、それを嫌がる人は中古品を購入して使う
という意見もあるのですが・・・

確かにオークションサイトなどでGE-PON-ONUが販売されていることもあります。
でも私は購入をおすすめしません。

基本的にレンタル品で中古品として出ることがないはずのGE-PON-ONUです。
それが出品されているということがすでにとても怪しいです。

それにGE-PON-ONUは通信の性質上、回線業者のOLTに登録されていて
相互通信の認証が必要と言われています。

つまり回線業者に連絡をして交換をしないと、OLTに登録されている番号以外と
通信ができないはず。

中古品を購入しても通信できないという可能性は高いのです。
無駄な出費になるので、素直に壊したことを言って交換してもらいましょう。

GE-PON-ONUは光回線を使うための必需品

あまり聞いたことがない商品名のGE-PON-ONUですが、実際に多くの家庭で
使われている機材でもあります。

多分一般的には「ONU」という機材の名前で通じるので、あまり商品名の
GE-PON-ONUで呼んでいる人も少ないかと。

それにホームゲートウェイ一体型でも同じような商品名になるので、混乱しやすく
やはり使いにくい名前という印象があります。

ただ機材としては、一戸建ての光回線契約者なら必ず使っているものです。
名前は変わりますが、他の会社でも光回線なら使っています。

そしてGE-PON-ONUに限らず、多くのONUがどんどん進化をしています。
高速通信に対応できるように、更に使いやすくなっていきます。

すでにGE-PONの後継システムが開発されているので、その内にGE-PON-ONUが
使われなくなるというときも来るはずです。

これから高速通信サービスを契約する時には、レンタルするONUの商品名を
確認してみると楽しいかもしれません。